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サラリーマン薬剤師のアウトプットの記録

[読んだ]黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える

きっかけ

常々アウトプットが不足していると実感していたところに、タイトルが突き刺さった。
熱心にHONZを追いかけていた過去もあり、主宰者の著書であれば間違いないだろうという安心感もあった。

ターゲット

知識を蓄えてばかりのビジネスマン(つまり自分)が主な想定読者だと思う。
「読書や勉強ばかりで自分の考えをアウトプットしていない」ひとは読めば行動が変わると思う。

内容

アウトプットを前提にすると、インプットががらりと変わる。

あらゆるところで言及されているが、これは本当に実感することが多い。
アウトプットを前提にしていると、インプットの質は劇的に上がる。
論旨から少しずれるが、試験勉強を頑張るのに結果が出ないひとはこの部分が弱い。
どのような問題が出題されるのか(求められる回答=アウトプット)を想定すれば、自ずと学習の質も上がる。

アウトプットしないと、アウトプットは上達しないのだ。 さらに、アウトプットしないと、アウトプットの才能の発見が遅れてしまう。

これもよく感じることだ。
頭では分かっているつもりでも、文章に、あるいは言葉にしようとすると上手くいかないことがままある。
実際に手を動かして、アウトプットを積み重ねることでしか、その質を高める方法はない。

その他、意外だったのは、服装などにまで言及があったこと。
詳細は本書を手に取ってもらえればと思うが、「自分がどう見られているか」に無頓着なひとはけっこう多い。
この点からもビジネスマンにとっては得られるものがあると感じた。

著者の紹介

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E6%2588%2590%25E6%25AF%259B%25E7%259C%259E

成毛 眞(なるけ まこと、1955年9月4日 - )は、日本の実業家。北海道札幌市出身。
自動車部品メーカー、アスキーなどを経て1986年にマイクロソフト株式会社(日本法人、以下MSKK)入社。1991年よりMSKK代表取締役社長。2000年に退社後、同年5月に投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。
現在、HONZ代表、スルガ銀行株式会社の社外取締役や、様々なベンチャー企業の取締役・顧問などを兼職。早稲田大学客員教授も務める。

マイクロソフト株式会社の社長、HONZの代表として知られている。
自分はHONZを介して、そのお名前を認識するようになった。
この本が初めての著書だったが、腹落ちする内容が多く、他の著書も追いかけてみたい。

まとめ

冒頭にも書いたが、読書好きこそ手に取るべき。
そして、ベイビーステップでよいので、何かアウトプットを始めること。
自分はこの本を読んで、ブログをかいてみようと思い立って行動できた。

今日書きたいことは以上です。