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サラリーマン薬剤師のアウトプットの記録

[読んだ]どこでも誰とでも働けるー12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール

 

 

 

きっかけ

率直に言って転職したいと考えているので、12回の転職経験から得られる知見に興味をそそられた。

できることなら自分も、「どこでも」「誰とでも」働きたいと思う。

 

 

ターゲット

働き方に悩む20代や30代のビジネスマン。

終身雇用なんてもはや存在しないと考えれば、働くすべてのひとが読むべきなのかもしれない。

 

 

内容

ひたすら相手のためになることをギブし続けること。

知識や情報は隠すよりもオープンにしたほうが自分のためにもなり、他の人からも信頼されるから、圧倒的に得なのです。

働いていてよく感じるのは、自分の当たり前の感覚より、他人はgiveしないということ。少なくとも今の会社においては。

感覚的には、自分がgiveする情報と giveされる情報比が10:1くらい。

そこを不満に感じることもあるが、本著では自分のためになっているとのこと。

確かにある程度の信頼は得られているかもしれない。feedbackはほとんど無いが…

 

ネット時代にふさわしいのは、とにかくどんどん実行してみて、あとから軌道修正をはかるDCPAです。

変化の激しい時代。重要なのは「行動する(Do)」こと。

耳にタコができるほど聞いた(目にした)内容がここでも言及されていて、また頭に刷り込まれる。

これだけ見通しが立たない状況だと、そもそも「緻密な計画を立てて、それに従って行動する」ことが成立しない。

実行した結果を計画に反映し続けていくことが重要。

 


著者の紹介

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E5%25B0%25BE%25E5%258E%259F%25E5%2592%258C%25E5%2595%2593

尾原 和啓(おばら かずひろ、Kazuhiro Obara、1970年 - )は、日本の執筆家・IT批評家。インドネシア・バリ島に在住する傍ら、Fringe81執行役員経産省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザーも務める。グロービス経営大学院テクノベートMBA」特別講座講師、BBT大学「ITビジネスの戦い方」講師。

京都大学→McKinsey→以降12回の転職。

リクルートGoogle楽天など名だたる企業を転々とする。

自分から見ればバケモノ(褒め言葉)みたいな経歴だが、そんなひとでも頭の中は「まあそうだよな」と納得できる考え方をされている。

きっと違いは、「どれだけ行動できるか」「どれだけ徹底できるか」といったところなのだと思う。

 


まとめ

転職をテーマとした本だが、翻って自分がどう働くかにも繋がる内容。

転職を考えているひとはもちろん、「頑張っているけどうまくいかない」ひとへのヒントになるかもしれない。

 

 

 

今日書きたいことは以上です。

 

[読んだ]黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える

きっかけ

常々アウトプットが不足していると実感していたところに、タイトルが突き刺さった。
熱心にHONZを追いかけていた過去もあり、主宰者の著書であれば間違いないだろうという安心感もあった。

ターゲット

知識を蓄えてばかりのビジネスマン(つまり自分)が主な想定読者だと思う。
「読書や勉強ばかりで自分の考えをアウトプットしていない」ひとは読めば行動が変わると思う。

内容

アウトプットを前提にすると、インプットががらりと変わる。

あらゆるところで言及されているが、これは本当に実感することが多い。
アウトプットを前提にしていると、インプットの質は劇的に上がる。
論旨から少しずれるが、試験勉強を頑張るのに結果が出ないひとはこの部分が弱い。
どのような問題が出題されるのか(求められる回答=アウトプット)を想定すれば、自ずと学習の質も上がる。

アウトプットしないと、アウトプットは上達しないのだ。 さらに、アウトプットしないと、アウトプットの才能の発見が遅れてしまう。

これもよく感じることだ。
頭では分かっているつもりでも、文章に、あるいは言葉にしようとすると上手くいかないことがままある。
実際に手を動かして、アウトプットを積み重ねることでしか、その質を高める方法はない。

その他、意外だったのは、服装などにまで言及があったこと。
詳細は本書を手に取ってもらえればと思うが、「自分がどう見られているか」に無頓着なひとはけっこう多い。
この点からもビジネスマンにとっては得られるものがあると感じた。

著者の紹介

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E6%2588%2590%25E6%25AF%259B%25E7%259C%259E

成毛 眞(なるけ まこと、1955年9月4日 - )は、日本の実業家。北海道札幌市出身。
自動車部品メーカー、アスキーなどを経て1986年にマイクロソフト株式会社(日本法人、以下MSKK)入社。1991年よりMSKK代表取締役社長。2000年に退社後、同年5月に投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。
現在、HONZ代表、スルガ銀行株式会社の社外取締役や、様々なベンチャー企業の取締役・顧問などを兼職。早稲田大学客員教授も務める。

マイクロソフト株式会社の社長、HONZの代表として知られている。
自分はHONZを介して、そのお名前を認識するようになった。
この本が初めての著書だったが、腹落ちする内容が多く、他の著書も追いかけてみたい。

まとめ

冒頭にも書いたが、読書好きこそ手に取るべき。
そして、ベイビーステップでよいので、何かアウトプットを始めること。
自分はこの本を読んで、ブログをかいてみようと思い立って行動できた。

今日書きたいことは以上です。